不動産売却の基本

【不動産売却にかかる費用①】売却契約に添付する印紙税

物件売却で覚えておきたい費用に「売却契約に添付する印紙税」があります。印紙税とは?印紙税の節約方法などを、まとめました。

『売買契約に添付する印紙税』について

そもそも印紙税って何? そもそも印紙税って何?
印紙税というのは、印紙税法に基づいて、課税対象の物件に該当する一定の文書に対して課される、日本の税金のことです。

いかがですか?バッチリ分かりましたね。では本日は以上で…

売却希望者

あのーすみません。ぜんぜんピンとこないのですが…。

冗談ですよ(笑)

では改めまして、詳しくみていきましょう。

印紙税とは?

印紙税とは、不動産を売却する際の契約書にかかる税金のことです。『法律がその契約書の正統性を担保してくれるので、そのお礼として国に払う税金』と言いかえた方が、イメージしやすいかもしれませんね。

印紙税は契約金額に応じて税額が決まります。

収入印紙を契約書に貼ります

契約金額に応じた収入印紙を契約書に貼ります。上の画像は200円印紙ですが、もう少し高額になります。

金額目安としては、

  • 1000万円~5000万円の売却金額の場合は、2万円程度の印紙
  • 5000万円~1億円の売却金額の場合は、3万円程度の印紙

と考えておけばいいでしょう。

例えば印紙代が2万円程度だとして、その印紙を契約書毎に貼る事になります。契約書は通常では2通作成することになります(売主用、買主用)ので、売主と買主のそれぞれが仲良く割り勘で負担します。

つまり、契約書2通⇒2万円の印紙×2枚。売主と買主で分けて負担すると、1人あたり2万円、という計算ですね。

印紙代を節約する方法

印紙代を節約する方法
契約書の原本に印紙を貼って、その契約書をコピーして2通目を作成すれば、印紙代は半分ですみます。売主と買主の合意があればこの方法でもOKです。

上記の方法であれば印紙は1枚なので、半額で済ますことができます。具体的には契約前に不動産屋に

「自分の契約書はコピーでいいので、印紙代を折半にできませんか?」と確認してみるといいでしょう。

アドバイザー

印紙税についてもっと詳細に知りたい方は、以下の国税庁のホームページをチェックしてみましょう。

まとめ

印紙税は、売却額自体に比べると些細な金額ですが、1万円でも節約できれば助かるというもの。優先度はそこまで高くありませんが、頭のかたすみにちょこっと置いておくといいでしょう。

・【費用②抵当権抹消登録の免許税】を見る

・【費用③不動産譲渡所得税】を見る

・【費用④不動産屋へ支払う仲介手数料】を見る

まとめにもどる>>>【知っておきたい不動産売却にかかる4つの費用】

 

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