「抵当権抹消登録の免許税」についてまとめています。ちょっとだけ難しそうな言葉ですが、しっかりと把握しておきたい内容です。
そもそも『抵当権抹消登録』とは?
住宅ローンで銀行などからお金を借りる際に、建物や土地を担保にするのが『抵当権』です。一方、ローンを完済したら、この抵当権の登録は不要(担保がいらなくなる)ですので、その登録を抹消する必要があります。これを『抵当権抹消登録』と言います。
尚、この抹消は不動産の持ち主であるあなた自らが行わないと抹消されずに残ったままになります。不動産を売却する場合は必ず、抹消登録済みであることが条件になります。
『抵当権抹消登録の免許税』とは?
抵当権抹消登録の免許税とは、抹消登録時にかかる税金です。
『抵当権抹消登録の免許税』はいくら?
マンションの場合も一戸建ての場合も、建物と土地にそれぞれ1,000円ずつかかるため、基本的には2,000円程度と考えておけば問題ありません。
例外
ただしマンションの場合は例外がありまして、土地が分割されて登録されているケースがあり、その場合、土地の登録数分だけ費用がかかります。
土地の登録数の確認方法
土地の確認方法は、お金を借りていた金融機関からの書類(抵当権の契約書)を見ることです。土地の情報が複数に分かれて記載されている場合は複数登録となり、その分費用がかかります。
抹消登録の流れは?
こちらの【簡単に分かる!抵当権抹消登録の流れと注意点まとめ(作成中)】をご覧下さい。
抹消登録にかかる期間は?
約2週間かかります。内訳は以下です。
- 自身の書類の準備:1週間
- 提出後~登録抹消:1週間
まとめ
抵当権抹消登録は、その免許税の金額よりも、手続き自体に抵抗を示す方が多いですが、この登録を行わないと不動産を売却することができませんので、必ず行いましょう。
まとめにもどる>>>【知っておきたい不動産売却にかかる3つの費用】
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